山口家住宅の空間

山口家住宅では、表から入って小さな土間からカマドを持つ大きな土間に続き、日常生活の場である板間、そしてもてなしにも使われる座敷、茶室と多様な空間への展開が見られます。

土間

南側の玄関から中に入ると、広い土間が現れます。土間は大きな梁(はり)や貫(ぬき)で構成された小屋組が組まれ、大きく壮大な空間をつくりだしています。

奥には大きなものから小さなものへと並ぶかまどがあり、「へっついさん」と呼ばれています。

南の間

そして土間に面して畳の部屋が3室並びます。南の間には障子、ふすま、欄間などがあり、また当時の家具、道具の展示から町家の暮らしを思い起こすことができます。

南の間から中の間、北の間と抜けて茶室へ通じます

茶室

千利休を生んだまち堺は茶の湯が伝統的です。茶室の落ち着いた雰囲気を味わうことができます。

奥座敷

江戸中期から後期に増築された奥座敷は「もてなしの場」として使われてきました。座敷の床の間、書院等にもそれぞれ異なった趣があります。

庭園

座敷からは大きな庭園を臨むことができます。樹齢200年近い大ハゼの木があり、秋には紅葉を楽しむこともできます。

北土蔵

東の玄関を奥に進むと、北土蔵があります。ここでは堺の歴史や江戸時代の町家、民家の様子などの資料が展示されています。